オカネの不安から解き放たれるよう、オカネのことを学びましょう

【本の要約】日本人のためのお金の増やし方大全

【本の要約】日本人のためのお金の増やし方大全

著者:ロバート・G・アレン氏(米国ビジネス界の権威)

 

早速ですが、お忙しい方が多いので結論から。

1:お金持ちと貧乏人の違いは、頭の良さや働く時間と”関係がない”

2:「複利という概念」を知ることが大切

3:収入源を増やすことと漏れ穴を塞ぐこと大切

4:収入源を増やすオススメは「株式投資」

5:世界最高のビジネスは「情報を売る」

 

1:お金持ちと貧乏人の違いは頭の良さや働く時間と”関係がない”

 

お金持ちはゲームのやり方を心得ているというだけ。資本主義はマネーゲームである。

マネーゲームのやり方を知ることが重要。

 

あなたはお金をどのように認識していますか?

1万円の紙幣の価値は1万円?100ドルの紙幣の価値は100ドル?

 

お金持ちは、この数字の書かれた紙

【金の成る木になるタネ】と認識している

小さなどんぐりは大きなカシの木となる。

どんぐりを潰すとカシの木は出来ない。

 

 

2:「複利という概念」を知ることが大切

今100円を使うと100円の価値しかないが、投資すると複利と利率で増える。

 

例えば1日100円を66年間

ただ貯めた場合は約240万円。

利率5%で複利で運用した場合、1930万円(ただの貯金×8倍)

利率10%なら2億7000万円(ただの貯金×112倍:利率5%の約14倍)

 

”利率が倍になったから貯金額も倍” ではなく、”利率が倍になったから貯金は約14倍”になる。

(利率10%というのは実現困難な数字であるが「複利という概念」を知って頂くために使用した)

 

66年も待てないという方は、1日1000円頑張る。

天才発明家のアインシュタインが【複利は人類最大の発明】というくらい、複利は凄い力を持っている。

 

3:「収入源を増やすこと」と「漏れ穴を塞ぐこと」

 

あなたの資産を貯める池をいっぱいにするには、

 

水をたくさん入れる→複数の収入源を作る

漏れ穴を減らす=無駄なお金を払わない

 

複数の収入減を作る

収入には「それきり型」と「一生型」がある

給与は「それきり型」

本の印税などは「一生型」

「一生型」の道筋を作ることが大切

本の印税や著作権使用料、フランチャイズ店の販売手数料などが「一生型」

 

漏れ穴を減らす=無駄なお金を払わない

「算数が苦手、大学を出ていない、家計簿は苦手、時間がない」そのような言い訳はききたくない。

100円を使うたびに、将来の1万円を使っているという意識をする。

あとでやろう、明日からやろうと先延ばしにするほど、将来のお金を失っていうことと同じ意味である。

 

4:収入源を増やすオススメは「株式投資」

 

株でお金を儲ける方法はたくさんある。

ファンダメンタル分析、テクニカル分析など色々あるが、本当に必要な知識はそんなにたくさんない。

 

具体的なポイントは3つ

1:どの株を買うか

2:いつ買うか

3:いつ売るか

 

著者は

1について⇒すべて

2について⇒今すぐ

3について⇒10年から25年後

 

市場というものは絶対に読むことができない。

だから株は全部買う。インデックスファンドを買うのがおすすめ。

買うのが早ければ早いほど投資期間が長くなるので、今すぐ始めるべき。

 

毎月貯金額の50%をインデックスファンドに回す。

ドルコスト平均法といって、一気にドカッと買うよりも、リスクが分散される安全な投資方法を行う

 

長期にわたって投資するほどリスクは小さくなる。

長期的に見れば、市場は右肩上がりである。

1年後には下がっているかもしれないが、10年後だと上がっている可能性が極めて高い

 

一般人が株の勉強をするのは時間の無駄。プロに任せる。

(著者がいっているのは米国のインデックスファンドである点に注意が必要)

 

 

5:世界最高のビジネスは「情報を売る」こと

 

インターネットの普及により世界中に市場が広がっている

そのため、人々にリーチするのが簡単になった。

そのなかで「情報」はお金がかかりにくく、

また在庫がないことが魅力。

ユーチューブや有料noteが最たる例

社会的ステータスもあがるという相乗効果もある、

 

 

情報を売るうえで、3つの重要なスキルがある

1:ターゲットを見つける

2:魅力的なエサを与える

3:長期にわたる顧客の確保

 

 

1:ターゲットを見つける

飢えた魚の群れを発見する

→何千年も変わらない人間の欲求をターゲットにする

例えば、お金、健康、人間関係、性などがある

 

2:魅力的なエサを作る

人々の悩みを解決する情報を売る

例えば”お金”という人間の欲求をターゲットにした問題解決というエサを作る

 

3:長期にわたる顧客の確保

情報を出し続けることが大切

オリジナルデジタルコンテンツを作って、それを売り続ける

一度あなたの情報を買った人は次の情報にもお金を払う可能性が高い

ターゲットを絞って、有料noteをつくり、月収500万円という人も普通にいる

 

現代は自分で作った元手のほとんどかからないデジタルコンテンツを一個人が売ることのできる恵まれた時代

誰だって最初からうまくいくことはない。

継続することにより人は必ず成長する。

FIn

 

オカネの王道は全世界共通

 

米国ビジネス界の権威、ロバート氏のオカネに関する学びのある書籍。

頭が良いだけでは経済的自由になれず、「社会主義のお金のルール」を教えてくれます。

本書籍では

節約し、稼ぎ、増やすことの大切さを説いていらっしゃり、

増やし方についてはプロに任せた米国インデックス投資を推奨されています。

やはりオカネの王道は全世界共通ですね。

【貯金額の50%をインデックス投資】することを薦めている点について

「最低限の生活費」が確保できていることが大前提かと考えています。

(会社員や公務員は生活費の1年分、自営業は2年分。詳しくは「投資を始める前に知っておく基本」のページにて解説」)

また市場は右肩上がりという点については、人口増加し続けている米国と中国が強いと考えていますので

長期の株式投資を考えるのであれば、米国株が薦められている点は非常に共感いたします。

学びの多い本でした!

 

節約、稼ぐ、増やすについて、まさにこのサイトで学べることですので、さらに詳しく具体的に学びたい方は本サイトの記事を参考にしてください。

本書籍に興味を持たれた方は購入し、より深く学んでください。

 

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>オカネのことは自分で決める「オカネ道」

オカネのことは自分で決める「オカネ道」

【アジア一、勉強しない国 日本】
なぜ日本では義務教育でオカネの勉強をしないのでしょうか
それは【頭のいい人たちが作った、頭のいい人たちが儲かる仕組みを守るため】です。
勉強しない限りは、「搾取される側」の人間でしかいられず、いつまでたってもお金の不安から解放されません。

節約をする、貯金をする、保険に入る、投資をする。
その行動は【オカネの不安を解決したい】からという人が多いのではないでしょうか。
ただ行動したけれど、オカネの不安は解決しない。

その原因は何か。

それは「オカネの勉強をしていないから」です

それも当然で、日本の教育プログラムにはお金の勉強がありません。
頭のいい人たちが作った仕組みですから、何もしないとただ搾取されるだけです。

「アジア一、学ばない国、日本」
と言われるくらい、社会に出てから勉強することが少ない我々日本人。
裏を返せば、きちんと勉強さえすれば搾取されない側へいけるのです。

このサイトでは、きちんとしたオカネの知識を得ることにより、少しでも多くの方がオカネの王道を学び、損をせず得をする生活が実現する手助けをしていきます。
私もまだまだ成長途中です。一緒に学んでいきましょう。