投資信託とETFの違いはなに?
投資信託とは何か?
複数の投資家からお金を集めて投資のプロ(ファンドといいます)がそのお金を運用をする方法のことです。
運用で得た利益を投資家で分け合い、投資家はファンドに手数料を払います。(利益が出なくても支払う必要があります)
投資信託を利用するメリットは?
・月々1万円など、少額で始めることができる
(例えば任天堂の株を自分で買おうと思ったら600万円以上必要だけど、みんなでお金を出し合って買うので、まとまったお金がなくても始めることができる)
・分散投資ができる(任天堂の株だけじゃなく不動産や債券などにに分散した商品を買うイメージ)
・手間がかからない(ファンドの人が運用してくれるから自分は何もしない)
・法律上厳重に資産が保全されている(勝手にお金を使われないような法律がある)
ETFとは何か?
上場投資信託 Exchange Traded Fund の略(正式名称を覚える必要は無い)です。
投資信託を「上場させたもの」がETFということです。
上場しているとは?
証券市場で自由に売買できるということです。
具体的な違いを分かりやすく教えて!
具体的な違いは5つあります
1:売買方法
2:価格の決まり方
3:購入時手数料
4:信託報酬(保有している間にかかるお金)
5:機能面
1:売買方法
投資信託はファンドごとに異なります。
証券会社や銀行、郵便局などを窓口にして購入すします
ETFは証券市場(株の売り買いをする場所)で購入します
2:価格の決まり方
投資信託は1日1回値段が決まります。
ETFはリアルタイムで値段が変わります(普通の株と同じということ)
3:購入手数料
投資信託は購入時に購入時手数料というものが必要です。
この手数料が高いものだと3%や4%というものがあります。
ここが資産運用の大敵です
ETFは購入額に応じて、販売会社が決めた売買手数料が必要です。
「楽天で節約」のページでもおススメしている楽天証券の場合
購入する商品が日本株か米国株かなどにもよりますが
手数料は0.5%ほどで購入が可能です。
信託報酬(保有している間にかかるお金)が違う
投資信託もETFも、持っている間、「信託報酬」というものが掛かります
自分の代わりに運用してくれているので、その報酬のことをいいます。
ETFは販売会社(投資信託でいう証券会社や銀行など)がないので、
投資信託と比べると、費用が安くすみます。
【投資信託は「購入時」と「持っている間にかかる費用」が高いケースが多い】
ということですね
5:機能面の違い
投資信託は自動積立(例えば毎月1万円積立)があるので楽チン。
分配金(利息や配当のようなもの)を自動で積立にまわすことが出来ます。
ETFは証券会社によっては自動買い付けというのはありますが、
基本は自分で購入をしないといけません。
分配金については現金で受け取るしか方法がないので、
自分でその分配金を再度積立に回す場合は自分で購入をする必要があります
ザックリ違いをまとめると?
投資信託は、手数料や維持費が高い。ただ基本は放置していればよい
ETFは手数料や維持費が安い。ただ自分で買っていかないといけない
個人の見解としてはETFがおススメ
経済的自由の為には自分の成長も不可欠です。
手数料が高い投資で成功する確率は極めて低いため、
ETFの購入で資産と自分の知識も強化していきましょう。
オススメのETFについても説明します
ある程度、ETFの購入を自動化するということでいうと【楽天証券の自動積立】というものがありますので
また解説していきます。
銀行や証券会社で売っている投資信託はいいものなのか?
についても情報を展開していきます