まずは火災保険の要点をまとめます
・建物だけでなく、家財(家具など、家の中の動かせるもの)も対象とできる
・名前は火災保険だが、火災だけではなく、落雷や風災、水災も対象とできる
・自動車保険と違い、「等級」という概念はないので、保険をつかったからといって翌年保険料があがることはない
・地震が原因の火災は対象外(地震保険で対応)
・隣家が火事になって、もらい火しても隣家の人に責任は問えない(失火責任法で守られている)
「低確率なんだけど、それが発生すると人生が狂う」項目に該当するため
入るべき保険だと考えます。
保険料の目安は一般的な賃貸だと年間2000円~4000円
持ち家は建物の構造や専有面積によって異なるので何とも言えませんが
100㎡前後の家で年間2万円~5万円が多いように感じます。
家財に入る保険金額の目安
・大人1人×100万円 子供1人×50万円
・建物金額×10%
のいずれか大きい金額
例えば火事が起こって1階の家具・家電が燃えた場合
ソファー、Tダイニングテーブル、チェア、テレビボード、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコン
このあたりを新規購入する必要があります。どれくらいの費用になりそうか、考えてみてください。
(家具や家電にこだわりがあって良いものを揃えている方、反対にミニマリストで物がほとんどない方などで金額は異なります)
自分に適した保険を決める3ステップ
1:持ち家なのか賃貸なのか、水害のリスクはある立地か、家財はどれくらい補償が必要かを整理
2:一括見積りサイトで見積りと情報を集める
3:保険会社の付加価値が自分にとって価値があるかをチェックし、申し込み
繰り返しになりますが、
「低確率なんだけど、それが発生すると人生が狂う」項目に該当するため
入るべき保険だと考えます。
保険料は安く抑えて節約したいところですが、発生すると数千万円単位の被害となるため、ここはしっかり入りましょう。