【本の要約】知ってはいけない金持ち 悪の法則
著者:大村 大次郎氏(元国税調査官の職員)
・【合法的な】悪を行う(税金について知ることが大切)
・日々学び続けることでしか、お金持ちになれない
「悪の法則」というインパクトのあるタイトルですが、お金持ちになるために罪を犯すことを推奨しているわけではありません。
お金持ちの人は、世間のほとんどの人が知らない「ずるい!」と言われることをしている。だから悪に見える、といったニュアンスで使われてます。
お金持ちとたくさん接してきた国税調査官だからこそ書ける本書、早速要約していきます。
要約
・あなたは残念ながら【お金持ちになる決定的な要素である悪】がないため、お金持ちになれない
・お金持ちになるうえで、お金持ちがやっていることを理解することが必要。
・お金持ちの99%はお金持ちになるためのマニュアル本は読んでいない。(仮想通貨をやりなさい、などの本は読まないということ)
・ふつうに悪を行うと罰せられるので、合法的に悪を行う
・お金持ちの必須条件、それは【税金を払わないこと】
・税金を納めることは義務。そして合法的な範囲で節税することは権利。
・税金を払わないということ=お金を稼ぐということと同じ。
(10万円節税するのも、10万円稼ぐのも、どちらも10万円が手元に残り、同じ価値のある10万円ということ)
・税金に無頓着な人=お金に困っている
・「パナマ文書」という出来事があった。タックスヘイブンといって税金がほとんどかからない地域があって、【合法的に】税金を払わないということを行っていた。
・知っているか知らないか、勉強するかしないかによって、あなたの手元に残るお金は圧倒的に変わる
・ビジネスオーナーは合法的に税金を減らし、お金持ちになっていく。
・サラリーマンは源泉徴収といって、強制的に税金が引かれた後にお金が支給される仕組み
・これではいつまでたってもお金持ちになれない。
・総支給と手取りが違う、という事実を知っていても、強制的に税金が引かれて搾取されているからお金持ちになれない、というところまで理解している人は少ない。
・税金の知識が1つあるかどうかで手元に残るお金が変わる。
・大事なお金を守り抜くために勉強をし続ける必要がある。
・「学び続けることの大切さ」をといた良書
・「発信者側の意図を汲むこと」の重要性を知る
また、「10万円節税することと10万円稼ぐことは同じ」という話がありました。
節税というと、会社を立ち上げないとダメと思っている方も多いですが、
サラリーマンでも節税は可能です。
簡単で、かつ代表的なものは「ふるさと納税」
とにかく簡単に出来るので、まずは一度チャレンジしてください。
すでに実行している方は楽天を利用して、より効率的に節約をしましょう。
末尾に解説リンクがありますので、ご存じない方は一度ご覧ください。
ちなみに本書の中で
消費税が2%あがったときは猛烈な反対をしたけど、社会保険料があがったときにはそこまで反対がおこらないのも、知識がないから。
年収が上がっても生活に余裕が出ないのは、消費税の増税だけが原因ではない。
といった話もありました。
学ぶことは大切です。しかし「得た情報が全て真実だと妄信しない」ことの大切さも再認識できました。
本書ではその他、「地主だけが得をする不動産スキーム」「既得権という名の打ち出の小槌」など、面白いコンテンツがたくさんあります。
自身で学び、知識をつけていくことの大切さを説く良書だと感じました。
「お金持ちはどのようにしてお金持ちになっているのか」理解したい人はしっかり読み込んで頂くと良いと思います。
このサイトでも節約から投資など、オカネに関する知識の提供をしていますので、学びの参考としてください。
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